年会費無料でもクレジットカード会社が儲かる仕組み

買い物はニコニコ現金払いで!と言う人は今でも多いが手持ちが無い時や
ポイントを貯めるためにクレジットカードを使う人も増えてきている。

便利なクレジットカード。日本での発行枚数は2億枚を超えている
これまで保有率が低かった20代や60代以上もカードを持つ人が増えている。

カード保有率が多くなった理由に年会費無料がある。
少し前までは初年度無料で翌年から少額でも年会費があった。
カード会社が損をしているはずはないのだが、年会費無料はどのようにしているのか。

銀行系のカード会社の利益はおもにショッピングの場合は加盟店の手数料だ。
お客様がカードで支払った金額のうち5%程度の加盟店からの手数料がカード会社に入る。
キャッシングは12%程度が金利手数料だ。
また、デパートなど提携しているカード会社のマークがあるが、これからも少しのブランド料が入っている。

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リボ払いで大儲け

カード会社はさかんに「急なご利用はリボ払いで」とか宣伝している。
こんな例もある。
カードは無料、作ればポイントが5000円分もつくので何も考えず作った。
カード使用すればポイントも貯まるので、現金はあまり持たず結構使った。
そして請求書も見てないうちに引き落としになり、使ったわりには引き落とし額が少ない・・・
実は申し込み当初から、リボ払いの設定になっていたのだ!
リボルビング払いの金利手数料は10%~15%くらい。
一括で支払うと手数料は発生しないが少額でもリボなら手数料をとれるので会社は大儲けなのである。

カードは自分のモノじゃない

私もカードは自分の物と思い込んでいた。
カードは会員の所有物ではなく、カード会社のものなのだ。
会社は会員にカードを貸し出しているだけなのです。

そして、会員は会社から信用されないと貸してもらえない。
海外ではカードを提示しないとホテルに泊まれなかったり、レンタカーなどを借りる事も出来なかったりする。
現金があるから大丈夫!ではないのだ。
カードはカード会社が信頼して貸し出しているもの。
意味を調べると「クレジット」とは信用という事で、
クレジットカードは信用した人に貸したカードと言うことになりますね