待機児童問題「保育園落ちた」が今年も続々 待機児童ゼロでも、問題は有る田舎事情

今年の4月入所に向けた認可保育園の一次選考結果が出始めて、ニュースで希望が叶わなかった親たちがSNSなどで嘆きや怒りの投稿が続いていますね。

希望通りに保育園に行けない事で、都会近郊では待機児童の割合が少ない比較的近い都市に引っ越しすると言う事も多いようですが、引っ越したのに、落ちると言う悲惨なSNS投稿もありました。

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田舎なら保育園に入れるか?

都会では待機児童数が2桁で少ない!と言っても潜在的な待機児童は4桁なんて事がざら。それは認可外施設などに入ったりして数字に表れないからだ。

田舎では「待機児童ゼロ!病院等、福祉も充実していて住みよい街です」是非移住を・・・など言っていますが、実際は認可外などに入らなければならなかったり、近くの保育園に入れなかったりと田舎も問題は有る。

それでも田舎移住を考えている方に、田舎問題も解っていただく為に今回は記事にしてみる。

私の体験

私は田舎暮らしですが、10年ほど前に希望した保育園は落ちました。

我が家のすぐそば、徒歩3分の保育園があり勿論その保育園に入所希望をしたのですが、市から「利用不可」の通知が来ました。

なんとかしなければ!

何処か入れる認可保育園はないのか?と市に電話し、紹介して頂いたのですが、入れる所は徒歩・自転車では厳しい、車で20分の距離だったのです。

田舎暮らしをしている人は、一家に一台の車が有るのは当たり前なのですが、もちろん通勤に使ったりするので保育園の送り迎えに車を使わなければならい保育園となると、もう一台の車が必要となってくる。

車をもう一台持つという事はローン税金、保険ガソリン代駐車場代などランニングコストが中古の軽自動車を買ったとしても半端ない。

自家用車をもう一台必要だから買いましょう!なんて簡単にいかない。

じゃあ、タクシーやハイヤーでなんて事はとんでもない。

なぜなら、保育園までの距離があるので一回のタクシー代がかかりすぎるから、払ってられない。

結局、我が家では中古の軽自動車を一台購入して予定して入れなかった保育園のまだ先にある駐車場(月額5250円)を借りました。

翌年、目の前にある徒歩3分の保育園に入る事が出来たので車を売り、駐車場は解約しましたが、この年は車のランニングコストだけで(駐車代5250円+ガソリン代5000円程度+税金保険等諸経費月割6000円程度)月1.5万程度が保育料とは別にかかったことになりました。実際は車を売却したのでローン代は含めていませんでしたが、含めると月2万以上になっていたと思います。

待機児童無しでも、問題は有る田舎事情

結論、待機児童ゼロと言っている田舎でも希望通りに入所、入園出来るとは限らないと言う事。

そして、田舎は車移動が当たり前なので、安易に移住してくるとお金がかかる。

一家に車2台は当たり前の田舎、夫婦ともに運転免許が必要な機会が多いので、持っていない場合は夫婦とも取得してからが間違いなく良い。

田舎移住するときは、保育料や入所が出来る出来ないも大切かもしれませんが、まず車!仕事を探すにも、するにも車!実家などの田舎に移住して来る以外では慎重に検討した方が良いと思います。

その後の我が家

保育園時代が終わり小学校入学し部活動を始めた頃

部活の送り迎えが必要になり、結局また車を購入(@_@;)

荷物等少し置けるように車庫駐車場(月11000)を借りている現在。マンション駐車場代と合わせて2万近く・・・

まあ、妻の勤務先も少し遠くなったので丁度良かったですが、2台も車があると便利なのは便利だけど車貧乏になりそうなくらい、車にお金がかかる・・・


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