カキの「生食用」と「加熱用」の差とは!?

一般食材では鮮度の良いものはナマでちょっと古くなると加熱して
そう思うのが一般的な考え方。

しかし、生食用と加熱用とで店が区別して売っているものは少ない。
それは、ほとんどの食材が客が判断すれば良いものばかりだからだ。
そんな中で、カキははっきりと区別されている。

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カキの区別基準は?

あれは最初は生食用で、古くなったから加熱用になっているのだろうか?
良く調べてみると、どうも鮮度で区別しているわけではないようだ。

では区別の分類は?基準は?いったい何なのか?
実は、洗ってあるか、洗ってないかの違いである。
どうゆうこと?
私もそう思いましたが、カキには決まりがあるようです。
指定領域で養殖され、2%の塩水で丁寧に洗っているカキが「生食用」で
必ずパック詰めで出荷され、パック中の海水も殺菌処理したものでなければならない。

一方「加熱用」は殺菌処理などはされず出荷されるので、
とれたての旨味など、こちらの方がウマそうだが、食べる時には加熱したほうがいい。

さらに、加熱用は大きさでも区別される。
カキは加熱すると身が縮むから、フライや鍋物には大きいものが適している。
よって、大きいものは加熱用としてあるようだ。

生で食べるなら、獲れたて殻つきではなく、パック詰めを食べよう!