セールスマンは、さわやかな印象が命。 そして視線術

初めて会うセールスマンは、第一印象が勝負の瞬間です。さわやかな笑顔はもちろんですが
服装のチェックも重要です。ワイシャツの白さやピシッと感。ズボンのプレス具合など清潔感が命です。

中でも気を使うのはワイシャツでしょう。ワイシャツはまさに第一印象が決まる重要なアイテムです。
顔の近くにVゾーンがある為、会話をしながら嫌でも視界に入ってしまう~。気になる~。

Sponsered Link


なんと会社によってはこんなルールが

そこで、会社によっては具体的なワイシャツルールなるものを設けているところも。
とある中規模の住宅販売会社の身だしなみルールは、「シャツはプレスをきかせ、無難な色柄ものを選ぶ」
となっているし、大手自動車販売会社では、「シャツは基本的に白がのぞましい。」と、やはり白が推奨されている。
何が何でも白なのか?清潔で品が良ければ、淡いブルーでもストライプでも大差ないのでは・・・。
しかしながら、実は色彩学的にも、ビジネスで成功につながる色は<白>が定説になっているのです。

私も白が大好きです

やっぱり白は、清潔さを表現する色だから?もちろんそれも有りますが、白を着ると白の清潔で素直なイメージが
そのままその人自身のイメージとして印象づけられてしまうのです。それに、白は光を強く反射する一方で
どんな色にも染まる色。協調性のあるいい人を連想させるし、どんなスーツにも合わせやすいというメリットもあります。
少なくとも、ブルーやストライプのシャツよりもコーディネイトが簡単なことは、誰にでもわかります。
そしてもうひとつ、納得のワイシャツ効果があります。それは、会社に営業に行った場合、相手のサラリーマンも
たいがい白のワイシャツを着ています。白のワイシャツ同士という似た者意識が働いて、相手の警戒心が軽減されるというのです。
人は、初対面の相手には多少なりとも警戒心を抱くものですが、相手が自分と似たタイプだとホットするんですね~。
ただし、白は他の色と調和しながらもきちんと自己主張する色ですので、たくさん使いすぎると逆に相手を
疲れさせてしまいます。まさかとは思いますが、いくら白がいいからといって、上から下まで白一色などとやたらに
使うのはやめて下さいね~♪

そして 視線術

せっかく服装がさわやかでも、どこか怪しい、感じが悪い・・・と、決定づけるのは、やはり目です。
目は口ほどにものを言うとよく言いますが、まさにセールスマンにとって目は顔そのものです。
キョロキョロしたり、オドオドしたり、ニヤニヤしたり、じろじろ見たり。これでは、お客様を不審がらせるばかりです。
一流企業の重役ともなると、入社試験にきた応募者の目を見ただけで、性格や将来性までズバリ
見抜けるそうです。それほどに、目は正直です。うそも、自信の無さもそのまま表れる為セールスマンは
まず、信頼される視線を習得するべきだと思います。
基本的に、会話の時には相手の顔を見ることが常識です。にもかかわらず、まったく視線を合わさず会話する人がいます。
これは、もちろんマナー違反ですが、それ以上に「実は、うそをついているのでは?」とか「自分に好意を持ってないのでは」
などと、相手に不信感を抱かせてしまいます。
ただ、相手の目をジーッと見過ぎるのもお互い息がつまりそうになる為、印象を損なわない為の視線の逃し方<視線術>をここでお教えしたいと思います。

イメージしてくださいね。まず、左右の目を線で結びます。次に、両肩も線で結びます。そして、右目から右乳へ、
左目から左乳へ、とそれぞれ線で結びます。これら4本の線に囲まれて出来る台形部分。この範囲を見て対話すれば
直視しなくても、相手にきちんと顔を向けて話が出来るので、対人関係もスムーズになります。
視線の安定は、相手に安心感と信頼感を与えます。つまり、多くの顧客を抱え込む一流のセールスマンは
セールス上手であるのはもちろん、視線上手だということです。
まぁ、この視線術はセールスマンに限らず誰にでも役立つと思うので、今まで視線に困ってた~という方は是非お試し下さい。
個人的には、さわやかセールスマンに見つめられても、私は全然大丈夫なんですけど~♪