あなたは どうですか? 商品陳列事情

買い物をしている自分をよ~く思い出して。
例えば本屋に行った時。店内をくる~っと見て回り興味をそそる本をみつける。

平積みの場合、一番上を手に取りパラパラ、ざっと見てから、これを買おうと思えば一旦置いて誰もふれてなさそうな下から取り出し購入。
潔癖という程では有りませんが、いろんな人が触った本を家に持って帰るのには少しですが抵抗が有ります。
本屋側もさすがに、そこらへんは気づいているので時々その上にさらに本を補充して、一番上の本が常に入れ替わるようにしているはずです。
下の方から取り出しても誰も触ってないとは限らないのです。
まぁ、どうしても読みたければ、最後の一冊しか無ければ、結局買うんだけど・・・。カバーお願いします。

ちなみに、本の最後のほうにある奥付(おくづけ)の日付けは、実際の発売日とはズレていることが多いそうです。
だいたい実際に印刷・製本が終わり、出来あがる日の半月ほど先の日付になっているのです。
新刊だと、手にした日よりも未来の日に発行されていることもあるのです。
食品の製造日には、皆厳しいのですが、本の場合は、腐るモノではないので結構そのへんはゆるいんですね。

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スーパーでは どうですか?

商品を買う時、前と後ろのどちらに有るものを買っていますか?というのも、食料品は鮮度が命。
やっぱり新しいほどものがいいというのが共通認識かと思います。商品を手に取り、製造年月日や消費期限を見比べながら選んでいる人をよくみかけます。

誰だって、新しい方を買いたいでしょうから、無理も有りません。
買って帰ったからといって、すぐに消費するとは限らない。そこから、また何日かは冷蔵庫の中で待機となるわけで。
古いほうがいいなんてワインくらいかもしれません。
しかしながら、逆にスーパーにとっては古いモノも売れてくれなければ困るはず。

そこで店員の悩みは、商品を補充するときに、古いモノと新しいモノどちらを最前列の手に取り安いところに並べるべきか・・・ということ。
新しいモノが前に有れば、もちろん迷いなくそれから売れていくでしょう。しかし、それだと残念ながら古いものは
永遠に売れず、いつしか消費期限を過ぎてしまう。したがって、店員は新しいモノが入れば面倒でも一旦棚にある
在庫を取り出し、新しいモノを奥に入れ、それから古いモノを手前に並べた方が、店のロスは少ない。
でも、一部の店では、お客様の評判を落とさないように<後入れ先出し>をしているところも。
弁当やパンなど、一日に3便入荷がある店では、そのたびに、新しく来たものを最前列に並べるようにしている。
場合によっては、ロスが出ますが、それよりもお客様の信用を優先するという考え方です。
「ここの弁当は、いつも製造時間が新しいわ~♪」好印象なのです。
まぁ、店の営業方針はそれぞれ。そういうことも含めてマニュアルが有ると思います。

賢い消費者は?

では、私たち消費者はどうすればよいでしょう。
ロスを無くすことは、必ずしも店の為だけでは有りません。
景気の悪いこのご時世で、消費期限まじかの20%割引や半額セールは、非常に有難いことです。
ここは、主婦の腕の見せ所です。
毎日の広告チェックはもちろんのこと、店に行った時の投げ売りワゴンも要チェックです。
どうせ、すぐに消費するものなら、消費期限本日の半額商品でもよいのです。
有難く、晩御飯に食べてしまいましょう。
おお、これこそWin-Winではないでしょうか~♪
くれぐれも、だんなさんには気持ち良く食べていただきたいのでご内密に!!