野球は見ていて楽しいし、審判がアウトやセーフをコールするので初心者でもわかりやすいですよね。
しかし、細かいところのルールは複雑です。
小学生にはマナーやルールを色々と教えますが、なかなか覚えきれません。
そんな小学生が頑張っている学童野球であったお話です。
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フォアボール(四球)なのにアウト!?
1アウト2塁
人数もギリギリで、まだ入部して日が浅い小学3年生が右打席へ
体の小さな打者はストライクゾーンが狭くなるので相手の投手もストライクが入らない。
カウント
B●●●
S●
0●
5球目を投じたところで、2塁ランナーがスタート。
コース外れて判定はボール
小さな打者はフォアボールとなったが、
その時、普段から監督・コーチに
「バットは投げるな!」
と教わってきた小さな打者は右打席からベンチに近い3塁側のダートサークル外付近にバットをそっと置き、一塁へ走り出そうとした・・・
審判「インターフェア!ヒズアウト!」
キョトン顔の小さな打者・・・
この時、盗塁を試みているランナーを刺す為、捕手は3塁にボールを投げようとしていたのです
四球になった打者が右バッターボックスから出て、バットをダートサークル外付近に置きに行く時に
捕手は3塁にボールを投げようとしたが打者がちょうど邪魔になり投げれなかったのです。
(守備妨害と判定)
この小さな打者に悪気はないし、何が起こったのか、なぜ自分がアウトと言われているのかわかっていない。
何言ってるの?このおっさん?審判?
インターフェアってなに?僕は四球だけど、どうしたらいいの?
そんな状態でした。
今回の場合はインターフェア(守備妨害)で打者はアウト。ランナーは2塁へ戻されました。
野球を初めてまだ幼い子供達は四球なら
安全に1塁へ行けると思っていた事でしょう。
大人でもそう思いますから。
シキュウ・・・
死球はボールデッド
四球はインプレー
読みが同じでもゲームが動いているか、止まっているか全く違います。
インプレー中かどうか?
子供達はよく間違うので、しっかり教えたいですね。
指導者の指導通りにバットをそっと置いたその行為は良いと思います。
道具を大切にする心をもっている子供を責めてはいけません。
しかし、時にこの様な事も起こるので
一つ一つの出来事を指導者も子供も糧にしていきたいですね!