家賃並み!駅から10分!など不動産広告の見方のコツを覚えよう

私に売れない家はない!
ドラマじゃないけど、「駅から10分」にはいろいろな意味がある事を覚えよう。
ひどい不動産広告の場合、車で10分なのに車と書いていない。

徒歩10分ではあるが、急こう配で徒歩だとキツイなどなど
あやふやな表現が多かったりする広告はまだまだある。

「バス便利」などは要するに駅からは徒歩では無理と考えた方が良いでしょう。
バスの時間が有る時は良いですが、仕事で遅くなったり飲んで遅くなったりした場合
タクシーで帰る事になると、駅から1000円程度が毎回飛ぶことになる。
しかも、タクシーが駅に何時も待機しているかもわからないので、深夜確認することも大事でしょう。

また、時間や交通手段だけでは無く、周辺にスーパーや学校、病院などが有るかを確認。
広告には周辺地図で必ず載せる表示だから、これが無い場合は本当に無いと思っていい。
逆に、工場や墓地は地図には載せないので、現地に行って周囲を確認するのは肝心。
さらに昼夜を問わず、騒音なども確認しておくと良いでしょう。

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分譲マンション、月の支払いは家賃並み?

よくデカデカと「月々6万円台より」なんて広告はよくあるが、
これはローンの支払いだけの金額なので、これから買う人は良く覚えておこう。
マンションの場合はローン返済の他に、管理費、修繕積立金、火災保険料などがかかる。
とくに、新築の場合は修繕積立金は低く設定してあるが、5年後、10年後などに見直しや
大規模修繕後に積立金引き上げなどがあるので、考慮しないと家賃並みなんてありえない。

さらに、賃借の時にはまったく縁が無かった固定資産税が、一戸建ては勿論のこと分譲マンションでもかかる。
月々の返済額ばかりを強調して、管理費や修繕積立金は小さな文字で書いてあるので
広告の隅々まで確認して、月の支払金額は自分で試算しないと住んでからビックリすることになる。

一戸建てやマンションなど、賃借では想定していない金額を把握し、賢く購入しましょう。