2017年1月23日~24日
山陰地方は6年ぶりの大雪で全国ニュースになりました。
幹線道はマヒ
県内だけでも600台近い立ち往生が発生。自衛隊に災害派遣を要請
する事態となってしまいました。
さて、こんな大雪になると物流が途絶え品薄となるスーパーやコンビニが続出。
普段は人が来ないコンビニやスーパーも大繁盛になると思いがちですが、そうとも限らない。
実は大雪の時に、一番人が(車が)来店してくれるのは、普段立地が良い所のコンビニではないのです。
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段差と除雪壁による雪掻きの大切さ
まず、駐車場が雪掻きがしていないお店は車では入りにくいので、車で移動が当たり前の田舎では入らない。
そして、普段は多くのお客が来る幹線道沿いのコンビニも入らない。
なぜ?と思われるかもしれませんが、幹線沿いのコンビニには除雪車が除雪した雪壁が出来ている事が多いのです。
その除雪壁を毎回毎回店員が雪掻きをしてくれるわけでもなく、さらに歩道との段差があり、入りかけてハマる車が続出するのです。

歩道との段差で滑りやすい(写真は溶けて入りやすくなったが、まだ滑る段差)
それを押して助けてあげてから、コンビニに入ろうと思う猛者も少ないので、繁盛するコンビニは幹線道から少し外れたコンビニ。
幹線道から外れている為、歩道が無かったり、段差がないので入りやすい。
除雪車も主要道路や幹線道がメインに除雪するので、除雪壁は大雪一回に一度くらいしか出来ないのが外れのコンビニ。
幹線道沿いのコンビニは一日に数回除雪壁が出来るのであまりにも大変なのです。
コンビニに限らず、お店や病院でも普段の業務以外に雪掻きと言う重労働が発生する雪国。
除雪壁は幹線道に出る前に脇道から出てきた人も当たる雪の壁(@_@;)無理に突っ込むと亀になるのは当たり前なので、この時期の車にはスコップ常備しているのが地元住民。
県外から来た人で、もしもの時は地元ナンバーの車に助けてもらいましょう!
大変で寒い地方ではあるが、立ち往生してるときに炊き出しやトイレの貸出など、温かい人が多いのも雪国ではないでしょうか。